大人女子のアニメタイム アニメーションの新ジャンル「大人女子のアニメタイム」第2弾、2013年3月NHK BSプレミアムにて新作3本放送決定!「夕餉(ゆうげ)」 声 中越典子 原作 山田詠美 3月10日(日)夜 10:50〜11:15 「人生ベストテン」 声 中谷美紀 原作 角田光代 3月17日(日)夜 10:50〜11:15 「どこかではないここ」 声 木村多江 原作 山本 文緒 3月24日(日)夜 10:50〜11:15

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大人女子のアニメタイム/川面を滑る風

2011番組パンフレット(PDF 1.4MB)

Tag:アニメタイム

郵便局で衝動買い

郵便局に行くとついつい買ってしまうのが、記念切手。近頃コミックのキャラクターを使った切手シートがよく出ていて、抗えません…。コレクターではないので、本当はその切手を貼ってお手紙を出したいところですが、最近は事務的なこと以外で郵便を出す機会もなく、切手はシートのまま残っています。「アニメ、漫画は日本の文化だ!」と言われて久しいですが、こうして見ると本当にそう思います。写真上の2枚は昨年買ったものですが、まことちゃん、うる星やつら、タッチ、パーマン、巨人の星、天才バカボン、あしたのジョー、そして今話題のタイガーマスクなどなど。下のは本日郵便局で衝動買いした新シート。アトム、ドラえもん、ピカチュウ、キティちゃん…世界的に超有名なキャラクターばかり!前は海外の友人にエアメールを送る時、切手に凝ったりしましたが、今は主にフェイスブック経由で連絡がくる感じで(欧米人のフェイスブック率は本当に高いです)、というわけで、切手はたまるばかり…。いっそ集めてしまおうかな…

「大人女子のアニメタイム‐川面を滑る風」はNHKオンデマンドでご覧になれます。

http://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2010024562SA000/

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Good アイディア!

1月29日の投稿でコミックの「主に泣いています」を初購入、「聖☆おにいさん」を追加購入(6巻)したことを書きましたが、この2つの作品に共通して感じるのは「アイディア、あっぱれ!」ということです。「主に泣いています」は、この世のものとは思えない美女が主人公のコメディ。自らの美しさへの自覚がない、天然&貧乏キャラクターの不幸と不条理を大笑いのギャグにしています。「聖☆おにいさん」はイエス・キリストとブッダが休暇を利用して東京郊外の立川で同居するという設定のコメディ。言われてしまえば、これまでに誰かが思いついていそうに思いますが、実際にはなかった(こういうのを「コロンブスの卵」と言うんでしたよね?)。2作品とも設定を聞いただけで笑えて、読みたくなる。こういう着想には本当に関心すると共に「やられたー!」という気持ちにもなります(全く僭越過ぎますが)。どちらの作品も着想からグイグイ物語が引っ張られていくのを感じます。「主に泣いています」の作者の東村アキコさんは小学校5年生の時に「すごい美人」を見て、彼女にまとわりつく不幸の影を感じ、それがこの作品着想のベースになっていると話しています。

映画の三部作にもなった「20世紀少年」も、「そーかぁー!」と思いました。子供時代の悪がき仲間たちが隠れ家で遊び半分で書いた「預言の書」が恐ろしい現実となってしまう…というプロット。1970年代に子供時代を過ごした私にも{女子ですが)、思い当たることがあります。友達同士で無邪気で残酷な「オキテ」をつくったり、秘密の集合場所をつくったり…忘れていたそんなことが今現実になったら?そんなところから、色んな物語が生まれてくるような気がします。アイディアの種は身近なところにあったりします。

「大人女子のアニメタイム」の着想の源は何であったかはっきりしていませんが、アニメの「エースをねらえ」からきているところが大きいです。あの時、夢中でアニメを見て、感情移入したように、今また同じような感動を味わうことができないか…なんてぼんやり考えていました。

「大人女子のアニメタイム‐川面を滑る風」はNHKオンデマンドでご覧になれます。

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大人のルノアール

…と言っても絵画のルノアール(ルノワール)ではなく、喫茶室ルノアール。首都圏中心に1964年(=東京オリンピックの年)から展開している喫茶店チェーンです。なぜ創業年まで知っているかというと、つい先程「雑学王」という番組で取り上げていたので。ルノアールはいいんです!近年、のしてきているコーヒーチェーンとは違う昔ながらの喫茶店で、コーヒー1杯500円と高めですが、テーブル間の間隔が広く、ソファー席があり、お客さんの年齢層が高く、一人客が多、喫煙スペースも広く、ゆっくりできます。打合せはもちろん、時間が空いた時など、数時間本を読んだり、パソコンで仕事したり、昼寝したり。それでも嫌な顔されず、お茶まで出していただいたりで…お世話になっています。バブルの時代は、イケイケの営業マンたちの昼寝場所としても知られていたような…。若い頃は「オヤジの行く場所」と思い、敬遠していましたが、近頃は、くつろぎを求め積極的に行きます。で、「雑学王」の問題になっていたことですが、テーブルとテーブルの間隔が広いのは、創業当時資金が足りず、十分な数のテーブルセットが揃えられなかったからだと…。ルノアール文化の誕生秘話を知り、うれしかったです。ルノアールでくつろげるか否かは大人か否かの試金石?!

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和田勉さん「天城越え」

今月80歳でお亡くなりになった元NHKの看板演出家、和田勉さんの「天城越え」を見ました。和田勉さんは「テレビはアップだ」という演出論の持ち主だったそうで、それだけにアップ映像の迫力は鬼気迫るものがありました。大正時代のある日、天城山を超えようとし、偶然出会ってしまった少年、娼婦、土工3人の間で起きた悲劇を描いたドラマです。1分以上あると思われる、セリフのない、表情だけのアップも沢山あります。そこに少年(鶴見 辰吾さん)の娼婦に対する淡い恋慕や、土工に対してふつふつと沸いてくる怒り、娼婦を演じた大谷直子さんのそそるような色っぽさと力強さ、土工を演じた佐藤慶さんの深く暗い絶望の表情…など画面にくぎ付けになりました。雄弁なアップばかりです。テレビ番組をつくる時、退屈にならないよう、カットを短く、テンポよく、情報量を多く-となりがちですが、アップが持つ力というのを改めて見せつけられました。30年以上前につくられたドラマですが、今見てもとても新鮮です。

「大人女子のアニメタイム‐川面を滑る風」でも、アップを多用しています。ゆっくりと、主人公の物語に入っていけるような映像づくりを目指しました。

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