2013.03.17 Sun 08:45 ｜制作日誌
「大人女子のアニメタイム～人生ベストテン」で主人公の鳩子は四半世紀ぶりに中学校の同窓会に参加します。４０歳を前にしての「再会」がこの作品のコミカルポイントの一つです。会場に到着した鳩子は「見知らぬ中年男女がひしめいているだけ」と戸惑う心情を語っています。４０歳言えば、オジサン、オバサンが定着している人もいれば、中年の気配をまといながらも、まだまだイケてる人、あるいはそう思っている人など混沌状態。そんな場面を盛り上げてくれるのが、モブキャラといわれるエキストラ・キャラクターたち。キャラクター・デザインの数井浩子さんによる大量のモブキャラ達は、「いるいる」と思わず笑ってしまうリアルさ。アニメーションの醍醐味を味わえます。
そして、そんな場面のスパイスとなるのが中学時代のシーン。思わずその頃のにタイムスリップしてしまう、作画監督の永作友克さんのおすすめの場面です。かわいかったあの娘が…おデブだったアイツが…ジミだった彼が…「ウッソー」は同窓会のあいさつ言葉。「人生ベストテン」の同窓会シーンでは、あなたの知ってるあの子と再会できるかも？！
「大人女子のアニメタイム~人生ベストテン」
3月17日(日） NHK BS プレミアム
22時50~23時15分
予告動画+主演 中谷美紀さんインタビュー
前週放送の番組はNHKオンデマンドで配信中（3月29日まで）
「大人女子のアニメタイム～夕餉（ゆうげ）」
原作 山田詠美 出演 中越典子 浪川大輔
curiouscope
2013.03.16 Sat 17:16 ｜制作日誌
「大人女子のアニメタイム～人生ベストテン」で主人公鳩子の相手役の男性を演じるのは、超人気声優の神谷浩史さん。声優アワードでは、２年連続で最も多くの一般投票を集め、「最多得票賞」を受賞しています。神谷さん演じるのは、鳩子が25年ぶりに再会する初恋相手、岸田有作．．．中学校の頃、クシャクシャ髪で、ちょっと大人びていて、へらへらしていた少年が40歳近い大人になると？
この岸田有作というキャラクターは難易度高。この上なくナチュラルでありつつ、かすかな引っかかりを残す…(ネタバレになるのでここまで！)。神谷さんは、少年時代の面影を残しつつ、女子が理想とする「再会した初恋のカレ」像をつくりあげてくれました。
録音前のスタッフとの打ち合わせでは、役作りについて神谷さんから様々な提案や意見をもらいました。超多忙でいくつもの役柄を演じている神谷さんですが、一つ一つの役にかける真剣さに触れました。岸田有作は、まさに女子が「言われてうれしい」セリフをサラリと甘く語ります。鳩子になりきって甘いセリフにキュンと浸るのも楽しみの１つです！
「大人女子のアニメタイム~人生ベストテン」
3月17日(日） NHK BS プレミアム
22時50~23時15分
予告動画+主演 中谷美紀さんインタビュー
curiouscope
2013.03.15 Fri 16:27 ｜制作日誌
「大人女子のアニメタイム～人生ベストテン」の主人公、鳩子を演じたのは女優の中谷美紀さん。予告編でも中谷さんが鳩子の役でナレーションをしていますので、放送やインターネットでお聞きになった方もいると思います。鳩子は40歳目前の独身キャリアウーマン。強がりvs 臆病、自虐vs乙女チック妄想、切なさvs滑稽の間を行き来しますが、この作品の見せ所はまさにそういう心の揺れにあります。中谷さんはそんな鳩子は、とても切なく、コミカルに演じてくれました。
アフレコの際、中谷さんは「声のお仕事は大好きなんです」と話していましたが、バリエーション豊かに、様々な等身大の鳩子を見せてくれました。職場でのクールめな鳩子、妄
想中のネジがはずれた鳩子、期待に浮き立つ鳩子、しっとり大人の鳩子、そして13才のハトコまで（超かわいいです！）まるで自分のことのように、あるいは親友のように感じてしまう…息を吹き込まれ、そんな愛おしいキャラクターになりました。
「大人女子のアニメタイム～人生ベストテン」
NHK BSプレミアム 3月17日（日） 22時50~23時15分
「大人女子のアニメタイム～人生ベストテン」の主人公、鳩子を演じたのは女優の中谷美紀さん。予告編でも中谷さんが鳩子の役でナレーションをしていますので、放送やインターネットでお聞きになった方もいると思います。
主人公は40歳目前の独身キャリアウーマン。強がりvs 臆病、自虐vs乙女チック妄想、切なさvs滑稽さ…など相対する感情の間を揺れ動く鳩子を見事に演じてくれました。
この作品のコメディポイントは、まさにそういうギャップの間で生まれています。
アフレコの際、中谷さんは「声のお仕事は大好きなんです」と話していました。職場でのクールめな鳩子、妄想中のネジがはずれた鳩子、初恋相手と再会し浮き立つ鳩子、しっとり大人の鳩子、そして13才のハトコ…等身大の姿を表現してくれました。鳩子をまるで自分のことのように、あるいは親友のように感じてしまう…息を吹き込まれ、そんな愛おしいキャラクターになりました。
curiouscope
「大人女子のアニメタイム~人生ベストテン」は主人公の鳩子の40年の過去と現在が交差する物語。その半生はカラフルな背景美術によって、ワクワクに描かれています。40歳目前、独身、恋人なし、自称「ジミ」な鳩子の日常ですが、「だからこそ、ファンタジックな世界観を出したい」というのが三浦陽監督のコンセプト。美術監督の大野結香さんの元でその世界観が実現されました。まず色をいっぱい使う。鳩子の部屋や職場など日常的な背景にも紫やピンク、青など通常なありえない色が沢山！さらに「青」ひとつとっても、異なる「青」が何種類も使用され、その組み合わせによって明暗が表現されていて贅沢です（１つの色を加工して明暗を付ける手法とは異なります）。このような背景により、コミカルな場面や妄想場面がしっくり馴染み、おしゃれで一体感のある映像になっています。昨日の制作日誌とも共通しますが、「ありえないけど、アリ」な色使いです。そして大野さんがもう一つこだわったのは鳩子の思い出の風景。「鳩子の中で何倍にも美化された場面なので、思い切り美しく、キラキラに」と、つくられた背景の数々…皆さんの「あの時」の思い出の風景と重なるかもしれません！
ちなみに「大人女子のアニメタイム」のロゴもカラフル！
「大人女子のアニメタイム~人生ベストテン」
3月17日(日） NHK BS プレミアム
22時50~23時15分
予告動画+主演 中谷美紀さんインタビュー
curiouscope
「大人女子のアニメタイム～人生ベストテン」で主人公の鳩子は四半世紀ぶりに中学校の同窓会に参加します。４０歳を前にしての「再会」がこの作品のコミカルポイントの一つです。会場に到着した鳩子は「見知らぬ中年男女がひしめいているだけ」と戸惑う心情を語っています。４０歳言えば、オジサン、オバサンが定着している人もいれば、中年の気配をまといながらも、まだまだイケてる人、あるいはそう思っている人など混沌状態。そんな場面を盛り上げてくれるのが、モブキャラといわれるエキストラ・キャラクターたち。キャラクター・デザインの数井浩子さんによる大量のモブキャラ達は、「いるいる」と思わず笑ってしまうリアルさ。アニメーションの醍醐味を味わえます。
そして、そんな場面のスパイスとなるのが中学時代のシーン。思わずその頃のにタイムスリップしてしまう、作画監督の永作友克さんのおすすめの場面です。かわいかったあの娘が…おデブだったアイツが…ジミだった彼が…「ウッソー」は同窓会のあいさつ言葉。「人生ベストテン」の同窓会シーンでは、あなたの知ってるあの子と再会できるかも？！
「大人女子のアニメタイム~人生ベストテン」
