アンパンマン
昨日の新聞にアンパンマンの歌が被災者や地震で心が縮こまっている子供や大人に勇気を与えているという記事がありました。ラジオで流れた「アンパンマンマーチ」に多くの反響が寄せられたそうです。
「そうだ うれしいんだ 生きるよろこび たとえ胸の傷がいたんでも…」。3,4歳向けのアニメの主題歌にしては含蓄のあるやなせたかしさんの歌詞。でも言葉が持つ強さや希望の響き、そして音楽が子供にも伝わるのだと思います。
今や大人気アニメのアンパンマンですが、35年以上前に絵本が出た時は子供の親からは不評だったそうです。自分の顔(アンパン)をひもじい人に差し出し食べさせるなんて気持ちわるい…と。でも子供からは大人気でどんどん広がっていったとか。私の娘もそうでしたが、子供はみ~んな4歳くらいまでアンパンマンを信じているみたいです。注射をするときに「アンパンマン助けてぇ~」と泣いてる子を目撃したこともあります。
お腹のたしにはならなくても、歌や音楽、漫画、小説、お笑い…そういうものが心を元気にしてくれるように感じます。
やなせたかし先生、アンパンマンたちからのメッセージは以下でご覧になれます。
http://anpanman.jp/etc/saigai_message.html
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