大人女子のアニメタイム アニメーションの新ジャンル「大人女子のアニメタイム」第2弾、2013年3月NHK BSプレミアムにて新作3本放送決定!「夕餉(ゆうげ)」 声 中越典子 原作 山田詠美 3月10日(日)夜 10:50〜11:15 「人生ベストテン」 声 中谷美紀 原作 角田光代 3月17日(日)夜 10:50〜11:15 「どこかではないここ」 声 木村多江 原作 山本 文緒 3月24日(日)夜 10:50〜11:15

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大人女子のアニメタイム/川面を滑る風

2011番組パンフレット(PDF 1.4MB)

Tag:20世紀少年

Good アイディア!

1月29日の投稿でコミックの「主に泣いています」を初購入、「聖☆おにいさん」を追加購入(6巻)したことを書きましたが、この2つの作品に共通して感じるのは「アイディア、あっぱれ!」ということです。「主に泣いています」は、この世のものとは思えない美女が主人公のコメディ。自らの美しさへの自覚がない、天然&貧乏キャラクターの不幸と不条理を大笑いのギャグにしています。「聖☆おにいさん」はイエス・キリストとブッダが休暇を利用して東京郊外の立川で同居するという設定のコメディ。言われてしまえば、これまでに誰かが思いついていそうに思いますが、実際にはなかった(こういうのを「コロンブスの卵」と言うんでしたよね?)。2作品とも設定を聞いただけで笑えて、読みたくなる。こういう着想には本当に関心すると共に「やられたー!」という気持ちにもなります(全く僭越過ぎますが)。どちらの作品も着想からグイグイ物語が引っ張られていくのを感じます。「主に泣いています」の作者の東村アキコさんは小学校5年生の時に「すごい美人」を見て、彼女にまとわりつく不幸の影を感じ、それがこの作品着想のベースになっていると話しています。

映画の三部作にもなった「20世紀少年」も、「そーかぁー!」と思いました。子供時代の悪がき仲間たちが隠れ家で遊び半分で書いた「預言の書」が恐ろしい現実となってしまう…というプロット。1970年代に子供時代を過ごした私にも{女子ですが)、思い当たることがあります。友達同士で無邪気で残酷な「オキテ」をつくったり、秘密の集合場所をつくったり…忘れていたそんなことが今現実になったら?そんなところから、色んな物語が生まれてくるような気がします。アイディアの種は身近なところにあったりします。

「大人女子のアニメタイム」の着想の源は何であったかはっきりしていませんが、アニメの「エースをねらえ」からきているところが大きいです。あの時、夢中でアニメを見て、感情移入したように、今また同じような感動を味わうことができないか…なんてぼんやり考えていました。

「大人女子のアニメタイム‐川面を滑る風」はNHKオンデマンドでご覧になれます。

http://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2010024562SA000/

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