2011.01.05 Wed 01:37 |制作日誌
「大人女子のアニメタイム-川面を滑る風」という番組は、これまでにない新ジャンルの番組を目指しました。そしてきっと、制作に関わった人すべてが「新ジャンルの誕生」の立役者となったと思います。キーワードは「3つの融合」!
まずは、「文学とアニメーションの融合」。大人の女性たちが夜寝る前のほんのひと時、短編小説のページを繰るかのように観られる番組にするために、唯川恵さんの原作に脚本家の吉田玲子さんが取り組んでくれました。アニメーションで描かれた主人公の主観、心象風景と共に見る人を物語の世界にいざなってくれます。
そして「実写とアニメーションの融合」。普段あまりアニメーションを観ない大人の女性たちが、すんなりと入ってこられる映像は何か?今回はスタッフがロケハン、ロケと2度金沢に赴きました。ロケハンの写真を元に川又監督がコンテに映像イメージを描き出し、それに沿ってベテランのドキュメンタリーカメラマンが風景や舞台となる和菓子屋さんなどを撮影。その実写背景に様々な加工が加えられ、「リアルとファンタジー」が融合した映像の世界がつくられました。
3つ目は「女と男の融合」?!この番組で取り上げるのは、女目線の女の物語。女性には「そうそう」とわかる感覚でも、男性スタッフには「なぜ?」となる箇所も多々。とまどう男性陣には、女性スタッフによる「女子目線」を短期集中インプット。男性スタッフの女心学習効果もあってか、女性陣は皆、主人公の相手役の男に陥落しました。ということで、「女と男の融合」もうまくいった!…はずです…。
curiouscope
2011.01.03 Mon 22:57 |制作日誌

「大人女子のアニメタイム」のロゴは、ACUEZのデザイナー蜷川さんのデザインです。数年来のお付き合いですが、クリエイティブに関していつも学ぶところの多い人です。今回も企画のコンセプトを伝えて3日後にドカンと送られてきたのがこのデザイン。宝石箱の中に、ちりばめられた色とりどりの文字。大人を感じさせながらも遊び心があるデザインは、夜の街のネオンのようにも、プレゼントのようにも見えて…まさにこの企画のイメージそのもの。
プロとは何か。そんなことを考えさせられる仕事ぶりでした。実は、このサイトからダウンロードいただける番組の案内パンフレットもACUEZの仕事。いろんなアイデアをぶつけ合いながらの作業でした。番組の制作過程では、こうして沢山のクリエイターの方々が企画のコンセプトを想像以上のものにしていくプロセスを、間近に見ることが出来るのがいちばんの醍醐味です。
curiouscope
NHKテレマップMOVIEというサイトで「大人女子のアニメタイム-川面を滑る風」の予告編が見られます。是非チェックしてみて下さい!
http://www.nhk.or.jp/telemap
1月6日深夜の放送ですが、日付をまたいでいる(24時15分~24時40分)ので、1月7日づけの番組になっています。
curiouscope
2011.01.01 Sat 23:54 |制作日誌
1月6日深夜放送の「大人女子のアニメタイム-川面を滑る風」のオリジナル音楽をつくって下さったのは、ピアニスト&作曲家の川上ミネさん。スペインと京都を拠点に世界中で演奏活動を行っている方です(上のパンフレットにもプロフィールが載っています)。

完成した音楽は、まるで「物語」や「心の情景」を目の前に見せてくれるような…作品の世界を広げてくれるものです。録音は12月のはじめ。制作も追い込みに入り、スタッフに疲れがたまり始めた時期でしたが、ミネさんの音楽に触れて、ラストスパートの元気が出てきました!
今回はピアノにチェロの演奏も加わります。チェロ奏者は藝大フィルのメンバーでもある寺井創さん。低音でセクシーに響くチェロと、空から降ってくるようなピアノの音が絡み合い、まさに大人の女と男の世界が広がります。これ以上言うとヤボになります。どうぞ、放送の際に存分にお楽しみいただければと思います!
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