2011.03.03 Thu 00:00 |制作日誌
最近関わっている仕事で、これまで降りたことがなかった駅周辺によく行きます。趣味=放浪、という位、無目的にブラブラするのが好きです。この駅の周辺も新旧が合わさった不思議な風景や、おいしそうなトルコ料理屋さんやケーキ屋さんがあったりして、ワクワクしています。子供の頃はあてもなく自転車で走るのが好きでしたし、20代は数か月バックパッカー旅をしたり、今でも知らない行先のバスを見ると、乗りたい衝動に駆られたり…「旅行が好き」というのともちょっと違うし、何でこんなブラブラが好きなんだろうと思っていました。5年ほど前、遅ればせながら寺山修司さんのエッセーに触れた時、思わず膝を打ちました。「持たずに持つこと」というタイトルで、私の理解で要約しますと…
家やモノなど何かを「持つ」という考えは、自分が思う時に自由にできるから自分のものと思える。ならば、広い空も東京の街も、自分が思う時に使用できるのだから、それも「持つ」ことであり、そう考えれば、人は限りなく多くのものを持てることになる…という内容…だったと思います。
たとえ15分でも楽しくブラブラした時、思いがけずきれいな夕焼けを見た時、好みのお店を見つけた時…満たされた気分になります。ただ、ブラブラしているとちょっとした衝動買いも頻発し、実際の「モノ」も増える傾向にあり、精神的リッチでは終わらないのですが…

大人女子のアニメタイムはNHKオンデマンドでご覧になれます。
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2011.02.27 Sun 03:15 |制作日誌
「プロスペクト・パーク・ウエスト」というアメリカの小説(翻訳版)を読みました。ニューヨーク、ブルックリンのプロスペクト・パーク周辺の高級住宅街を舞台としたアラフォーママたちの話。「セックス・アンド・ザ・シティ」主演のサラ・ジェシカ・パーカーが「映像化権を獲得した話題作」という帯にひかれて購入。魚の骨がのどに詰まったようなイガイガ感とエグミが残る作品でしたが、過激さの中にも「この感覚わかるかも」という部分も多く興味深かったです。登場人物はセックスレスに悩む美人ライター、子役出身のハリウッド女優、元レズビアン、完璧な育児に取りつかれている女性。特に完璧育児ママの描写は印象的でした。子供に膝パッドをつけて公園で遊ばせ、オーガニック食品にこだわり、子供を希望校に入れるために、分不相応な高級マンションを買ったり、犯罪まがいのことをして女優のストーカーになったり…登場人物皆、それぞれ病んでいるけど、皆必死で「なりたい自分」になろうと格闘しています。はたから見れば、「なぜそこまで」と思うようなことばかりですが、もしかしたら気づかないうちに自分も?…とわが身を振ってしまうコワさがあります。皆孤独で、ジタバタしている…
作者のエイミー・ソーンさん自身も舞台となったプロスペクト・パーク周辺の住人。専業主婦が多いこのエリアで、なかなか仲間として認めてもらえず、友達ができないという内容をインタビューで話していました。もちろん小説はフィクションですが、彼女が住人なだけに「これホントにあったことかな」などと思いを巡らせるのも楽しいです。
ブルックリンのプロスペクト・パークは動物園や美術館もある自然の美しい公園だそうです。プロスペクトとは「成功・成就の可能性」という意味があります。自分のほしい人生をゲットしようと、あきらめない姿は日本の同年代の女性にも共通するかもしれません。でもやはりイガイガします。

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2011.02.24 Thu 01:48 |制作日誌
千葉の外房の知人から「ハバノリ」という珍しい海苔をいただきました。岩礁の波打ち際に生える海藻で、ふつうの海苔の藻より幅が広いことから「ハバノリ」と呼ばれているとか…「幅をきかす」縁起ものとして外房ではお正月のお雑煮に欠かせないものらしいです。早速味噌汁に入れて食べました。磯の香が強く、歯触りもよく(コブとわかめの中間位)、まさに「海の恵み!」を実感する味覚です。軽くあぶって、しょうゆをかけるといい酒の肴になるそうで、色々試してみるつもりです。記念に写真をとったら、何となく今話題のパンダっぽく見えたので、ちょっと手を加えてみました。海を渡ってきたパンダたちが、日本で幸せにくらせますように!

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2011.02.21 Mon 22:07 |制作日誌
このところ立て続けに一回り下の女子友と飲む機会がありまた。バブル時代に仕事をし始めた私と、就職氷河期を体験している彼女たちとは、世の中との向き合い方が結構ちがいます。この12年の差は本当に大きいです。バブル期に20代を過ごした世代は、30代
になっても40代になっても「もっと、もっと」と、どこまでも貪欲で、立ち止らない傾向にあります。そんな世代に向けての雑誌もどんどん創刊されています(STORY, GLOW, マリソルなどなど)。世代として1つの大きな塊だと思います。それに対して、一回り下の女子友たちは、厳しい時代に育っただけに「なければないなりに…」とか、「今は待ち…」という感じで、肝が据わっているし、世の中との折り合いのつけ方がうまく、浮ついていいないように感じます。ファッションはブランドとか流行に流されず、自分なりのセンスやこだわりを実現しているし、男の人を見る目も「条件」ではなく、自分にあった人重視だし(もちろん、それがあるべき姿ですが)。40代女子特有の「もっともっと」体質は変わらないと思いますが、一回り下の女子たちと話していると、その落着きのようなものから学ぶものが多いなぁ感じたりします。どっちが年上なんだか…という感じです。

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