金色に輝く思い出- 「人生ベストテン」 ”Jinsei Best Ten”
「大人女子のアニメタイム~人生ベストテン」(原作 角田光代/主演 中谷美紀)の主人公の鳩子は40歳を目前に控えた独身のキャリアウーマン。40年近く生きているというのに人生の最もきらめく思い出は、初めて男の子とつきあった中2の夏休み…。その後25年間、何もないのか?!と、突っ込みたくもなりますが、ここ数年「同窓会恋愛」という恋愛ジャンル(?)も定着してきている状況をみますと、案外、夢や純粋なドキドキにあふれていた中学、高校時代に思いをはせる大人女子も多いのかもしれません。「人生ベストテン」では鳩子がその頃を回想するシーンも出てきます。原作によると、地方都市で海があり、東京に出てくる人も多いらしい…ということで、勝手にとある街を「鳩子の地元」と決め、日帰りロケハンに行って参りました。海がありました、探し求めていたいい感じの路地(人生ベストワンの出来事が起こる場所)、そして思わず「なつかしい~」感じてしまう昭和的な風景も沢山ありました。そんな既視感のある風景をアニメーションの中では、美しい色と光で再現しました。その絵を見るだけで、見ている人たちが、13才の自分に戻れるような、そんな場面がいっぱいです。ロケハンについては、また続きを書きます。(海の写真を撮っているのは三浦監督)。 3月17日(日)22:50~NHK BSプレミアムにて放送
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