放送まで24時間切りました!
「大人女子のアニメタイム-川面を滑る風」が完成しました!あとは放送にのって、沢山の方に見ていただくのみ。いっぱい旅をしてほしいです。
昨日の投稿でこの番組の映像における「リアルとファンタジーの融合」について書きましたが、音の世界でも同様のことが言えます。
音響効果はリアルを追求しました。廊下で話している時の声の響き、外で話している時、車の中で話している時…各場面ごとに声の響きを調節し、臨場感のあるものにしています。当然のことですが、アニメーションには音がありません。街のノイズや川の音、足音から衣擦れの音まで一つ一つ映像に合わせて付けていきます。音響効果担当は、引地康文さんと佐々木良平さん。ドラマの仕事が多いおふたりが、これらの音と台詞、川上ミネさんのオリジナル音楽(1月1日の投稿をご参照)とをミックスし、「リアルとファンタジー」が融合した音の世界を作り出しました。
また今回の作品は金沢が舞台なので、出演者には金沢弁に挑戦していただきました。金沢弁は語尾を微妙に延ばすイントネーション(「立派になってぇ~え」とか)があり、聞いていると心地良いのですが、いざ話すとなると難しい。方言指導の羽野敦子さんの元で声優さんたちも大奮闘!方言が聞こえたとたん、「実家」的な空気がふわぁ~っとたちこめるから不思議です。主演の田中美里さんは金沢出身のネイティブ。田中さんの金沢弁を聞いていると少女時代こんな風に話していたのかなぁと想像力がふくらみました。映像と共に音の世界も存分にお楽しみいただけると思います!
タグ: 大人女子のアニメタイム, 川上ミネ, 川面を滑る風