2011番組パンフレット(PDF 1.4MB)

「夕餉(ゆうげ)」をもう一度! NHKオンデマンドで配信

3月10日(日)に放送された「大人女子のアニメタイム~夕餉(ゆうげ)」ですが、

本日3月15日(金)の18時より14日間NHKオンデマンドの見逃し番組より、105円でご覧になれます(視聴期限は購入後1日)。見逃してしまった方、もう一度見たい方、BS放送を見られなかった方、是非こちらまで!

NHKオンデマンド見逃し番組

「大人女子のアニメタイム~夕餉(ゆうげ)」

3月15日~3月29日まで

原作 山田詠美 (文春文庫『風味絶佳』所収)

出演 中越典子 浪川大輔

脚本 金春智子 アニメーション監督 高橋 亨

キャラデザイン 西村貴世 アニメ制作プロダクション リード

©NHK・NEP・キュリオスコープ

STAFF & CAST

キャラクターについて

キッチンセット

出会いの場面を取材

「夕餉(ゆうげ)」放送

私は、男に食べさせる 美々の献立

予告動画

音楽について

English

curiouscope

人生はカラフル 「人生ベストテン」 What a Colorful Life “Jinsei Best Ten”

「大人女子のアニメタイム~人生ベストテン」は主人公の鳩子の40年の過去と現在が交差する物語。その半生はカラフルな背景美術によって、ワクワクに描かれています。40歳目前、独身、恋人なし、自称「ジミ」な鳩子の日常ですが、「だからこそ、ファンタジックな世界観を出したい」というのが三浦陽監督のコンセプト。美術監督の大野結香さんの元でその世界観が実現されました。まず色をいっぱい使う。鳩子の部屋や職場など日常的な背景にも紫やピンク、青など通常なありえない色が沢山!さらに「青」ひとつとっても、異なる「青」が何種類も使用され、その組み合わせによって明暗が表現されていて贅沢です(1つの色を加工して明暗を付ける手法とは異なります)。このような背景により、コミカルな場面や妄想場面がしっくり馴染み、おしゃれで一体感のある映像になっています。昨日の制作日誌とも共通しますが、「ありえないけど、アリ」な色使いです。そして大野さんがもう一つこだわったのは鳩子の思い出の風景。「鳩子の中で何倍にも美化された場面なので、思い切り美しく、キラキラに」と、つくられた背景の数々…皆さんの「あの時」の思い出の風景と重なるかもしれません!

ちなみに「大人女子のアニメタイム」のロゴもカラフル!

「大人女子のアニメタイム~人生ベストテン」

3月17日(日) NHK BS プレミアム

22時50~23時15分

予告動画+主演 中谷美紀さんインタビュー

curiouscope

妄想女子とアニメの融合 「人生ベストテン」 Girl’s Fantasy + Animation “Jinsei Best Ten”

「大人女子のアニメタイム~人生ベストテン」の主人公鳩子は、お金も社会的地位もあるけど、最近、弱気になりがち。独身のまま40歳を迎えることが大きな要因です。行動する前に何パターンもの「こう見られたい自分」を妄想するなど、心の中と見た目のギャップは大。そんな鳩子の心の中をコミカルに描いた場面はこの作品の大きな見どころです。上は作画監督の永作友克さんによる鳩子の「歓喜♡」の心模様(どういう状況かは放送で!)。目にも止まらぬ速さで腕が伸びたり、クネクネしたり、ありえないポーズの連続。「鳩子の感情をそのまま、体を大きく使ったハデな動きで、マンガチックに表現した」とのことです。作品中の数々の妄想シーンでも、鳩子の「理想の自分」をコミカルに、アニメならではの表現で見せています。

そんなありえないポーズや動きですが、気持ち的には「アリ!」と共感したりします。そう言えば、90年代末から人気を博した「アリーmyラブ」という米国ドラマの主人公も妄想癖の持ち主。いい男を見ると、舌がCGで50センチ位伸びるなど、こちらもありえないけど、気持ち的にはアリ。女子の妄想癖は世界共通?!「ありえないけど、アリ!」なのが、大人女子アニメ的表現なのかもしれません。

「大人女子のアニメタイム~人生ベストテン」

3月17日(日) NHK BS プレミアム

22時50~23時15分

予告動画+主演 中谷美紀さんインタビュー

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おかしく、切ない応援歌! 「人生ベストテン」 Tears and Smiles “Jinsei Best Ten”

「大人女子のアニメタイム」はまだ生まれたばかりの番組ですが、3/17(日)放送の 「人生ベストテン」(原作 角田光代さん)は初のコメディ作品。ただし、そこは「大人女子」…たくさん笑った分、痛みも伴うもの。 40歳目前の独身OLの同窓会の顛末を描いた原作は、主人公の淡々とした語りで進みますが、彼女の行動や心の動きがあまりにも「わかる」ので、思わず吹き出してしまいます。「素敵な私」を演出するつもりが、逆に相手の「素敵」演出(or 本物の「素敵」)に負けてしまったりとか…似たような体験ありませんか?左のコピーの通り「なぜ私のことがわかるの?」と感じる場面がいっぱい。

「人生ベストテン」をアニメ化するにあたって、大人女子の「あるある」の心の中をふんだんに描くことに挑戦しました。真剣だからこそ、おかしくて、切ない…。脚本家の吉田玲子さんは、「大人女子への応援歌」と言っていました!

(上の写真は原作所収の

「人生ベストテン」講談社文庫)

「大人女子のアニメタイム~人生ベストテン」

3月17日(日) NHK BS プレミアム

22時50~23時15分

予告動画+主演 中谷美紀さんインタビュー

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