2013.03.13 Wed 03:48 |制作日誌
「大人女子のアニメタイム」はまだ生まれたばかりの番組ですが、3/17(日)放送の 「人生ベストテン」(原作 角田光代さん)は初のコメディ作品。ただし、そこは「大人女子」…たくさん笑った分、痛みも伴うもの。 40歳目前の独身OLの同窓会の顛末を描いた原作は、主人公の淡々とした語りで進みますが、彼女の行動や心の動きがあまりにも「わかる」ので、思わず吹き出してしまいます。「素敵な私」を演出するつもりが、逆に相手の「素敵」演出(or 本物の「素敵」)に負けてしまったりとか…似たような体験ありませんか?左のコピーの通り「なぜ私のことがわかるの?」と感じる場面がいっぱい。

「人生ベストテン」をアニメ化するにあたって、大人女子の「あるある」の心の中をふんだんに描くことに挑戦しました。真剣だからこそ、おかしくて、切ない…。脚本家の吉田玲子さんは、「大人女子への応援歌」と言っていました!
(上の写真は原作所収の
「人生ベストテン」講談社文庫)
「大人女子のアニメタイム~人生ベストテン」
3月17日(日) NHK BS プレミアム
22時50~23時15分
予告動画+主演 中谷美紀さんインタビュー
curiouscope
2013.03.09 Sat 02:51 |制作日誌
「どこかではないここ」 出演 木村多江 / 福山 潤
3月24日(日)NHK BSプレミアム 22時50分~23時15分
CAST&STAFF
「夕餉(ゆうげ)」 出演 中越典子/ 浪川大輔

3月10日(日)NHK BSプレミアム 22時50分~23時15分(放送済)
CAST&STAFF
「人生ベストテン」 出演 中谷美紀/ 神谷浩史

3月17日(日)NHK BSプレミアム 22時50分~23時15分
CAST&STAFF
(※キャストの紹介順は放送ごとに入れ替えています)
「大人女子のアニメタイム」は、明日3月10日(日)から3週間に渡ってNHK BSプレミアムで放送がスタートします。上でご紹介している通り、3作品ともキャストはゴージャスです!主人公の声を演じたのは、人気と実力共に兼ね備えた女優さんたち。ふだんドラマや映画、舞台で活躍する皆さんですが、今回は声のみでアニメーションの主人公たちを演じてもらいました。アフレコが終了すると、3作品の主人公たちはアニメーションでありながら、等身大で存在感のあるキャラクターになり、まさに息を吹き込まれたという表現がぴったりです。
そしてメインの男性役は、「超」人気の男性声優さんたち。皆さんアニメや洋画、ラジオ、イベント、音楽など幅広く活躍する引っ張りだこの方々。声の演技のプロだけあって、主人公とのかけあいや、見せ所、聞かせどころの演技のキメ方は素晴らしく、小気味いいテンポを加えてくれました。このように夢のようなマッチングが実現した「大人女子のアニメタイム」はアニメでありながら、リアルなドラマのようでもあり、一方で小説の世界に入っているような感覚にもなる新感覚番組です。まもなくです!
予告映像 & 主演女優さんたちのコメント
Trailers of ”Otona Joshi no Anime Time”
curiouscope
2013.03.04 Mon 22:06 |制作日誌
「大人女子のアニメタイム」の予告動画をこちら(link)からご覧になれます。
NHKの美力for Womanというサイトに飛びます。

You can watch the trailers of “Otona Joshi no Anime Time” from the link above. Take a look!!
For English Introduction of “Otona Joshi no Anime Time” , click HERE!
curiouscope
「大人女子のアニメタイム~人生ベストテン」(原作 角田光代/主演 中谷美紀)の主人公の鳩子は40歳を目前に控えた独身のキャリアウーマン。40年近く生きているというのに人生の最もきらめく思い出は、初めて男の子とつきあった中2の夏休み…。その後25年間、何もないのか?!と、突っ込みたくもなりますが、ここ数年「同窓会恋愛」という恋愛ジャンル(?)も定着してきている状況をみますと、案外、夢や純粋なドキドキにあふれていた中学、高校時代に思いをはせる大人女子も多いのかもしれません。「人生ベストテン」では鳩子がその頃を回想するシーンも出てきます。原作によると、地方都市で海があり、東京に出てくる人も多いらしい…ということで、勝手にとある街を「鳩子の地元」と決め、日帰りロケハンに行って参りました。海がありました、探し求めていたいい感じの路地(人生ベストワンの出来事が起こる場所)、そして思わず「なつかしい~」感じてしまう昭和的な風景も沢山ありました。そんな既視感のある風景をアニメーションの中では、美しい色と光で再現しました。その絵を見るだけで、見ている人たちが、13才の自分に戻れるような、そんな場面がいっぱいです。ロケハンについては、また続きを書きます。(海の写真を撮っているのは三浦監督)。 3月17日(日)22:50~NHK BSプレミアムにて放送
curiouscope